10年ぶりに映画化された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の最新情報を追いかけるニュースサイト。
エヴァに関わったスタッフの作品、動向などもかいつまんで行ってます。
完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は2020年6月27日公開予定。



序:ネタバレ感想 気になった変更点など

というわけでネタバレ全開でいきますので、見ていない方は飛ばして下さい。
では早速いきます。

(※破のネタバレ感想はコチラです。⇒http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-826.html


・前半の展開は結構早く、後半のヤシマ作戦に「映画」としての焦点が絞られている
・最初のカットからいきなり赤い海 どうしてもEOEを連想させる
・BGM数曲のイントロが旧作のフェイクだったり、ファンを意図的に裏切るように作ってある
・声優の演技は12年経過した作品のリメイクだとは思えない程素晴らしい
・企業の商品や広告が実名で使われている
・山に巨人の白線 零号機と第3使徒以前との戦闘痕か?
・作画は現代風だが結構癖がある 原画そのものの使い回しは少なくないが、アウトラインはそのままに影の細かい修正などで新作画に見える
・ミサトの会うなり「乗りなさい」というムチャぶりっぷりは相変わらず
・エヴァの発進準備、要塞都市の出現や兵器の搬送にかなり時間を割いたエンターテイメント溢れるコンテ
・初号機暴走時の顎部が二重構造で迫力アリ
・使徒を倒すと結果的に必ず血の雨が降る
・ベークライトで固められた零号機の顎部(マスク部分)に拘束具が 本当は口がある?
・「シンジ…綾波…シンジ…碇…レイ… 違う…綾波…、レイ」というくだりは今後のキーポイントになりそう ユイとレイの声優が同じ事を有効に演出している
・シンジのあれはつまようじ程度
・暴走した零号機にレイは「エヴァ側に取り込まれ」そうになった
・ゼーレ曰く使徒殲滅は「リリスとの契約」
・シンジがパイロットだとクラスメートにばれてチヤホヤされるシーンがないので、余計にシンジがマイナス思考になっている
・サブタイの「1.0」は「(NOT)ALONE」=1との掛け言葉か?
・トウジ達の避難先で奥の生徒がニンテンドーDSをしている
・シャムシエル戦でトウジ・ケンスケを搭乗させてシンクロ率がかなり下がっていそうなものだが、触手に腹部を刺されてプラグスーツにもありありと痕がついていた
・ミサトは二佐に
・リツコはゲンドウが綾波の見舞いに行った事を皮肉っぽく確認する
・「次はもう少しレイを接近させる」と語るゲンドウに「過酷すぎる」と応じる冬月 一体どこまで仕組まれているのか?
・綾波のあれは二回出る
・ラミエルは模型化できるならやってみろと言わんばかりに次々と変身
・作戦会議中のくずれたミサトの顔がいい
・青葉に状況解説の長台詞アリ
・旧作の電車の描写あり、この作品がエヴァである事を監督は否定していない
・「逃げちゃダメだ」、や「あなたは死なないわ」が残っている事も同様
・トウジらが公衆電話を使っていたのは後でのシンジへの応援メッセージ
・リリスは第二使徒と明言 あくまでミサトの情報内でだが  仮面は使徒をイメージさせるデザインに変わっている
・リリスの胴体には数個の傷が 下半身から足がピクピクしてるのを見てもそんなに驚かないシンジは流石に少し肝がすわってきている…
・ターミナルドグマはフロア「LE-EE」(レベル・トリプルイー)
・涙しながらもラミエルに立ち向かうシンジ
・「序」終了時点で残りの使徒は7体
・棺から起きるカヲル 横に置かれた棺には開いているものも閉じているものも
・シンジを知っているかのようなカヲルの台詞 「また3番目」とはチルドレン?使徒?または別の可能性なのか
・ひとときのハッピーエンドの直後の予告で「次第に壊れてゆく碇シンジの物語」というナレーション…
・予告で使われたチルドレンの旧カットは全て19話のものから ゼルエル戦は濃厚?
・新キャラのカットで予告終了 軽い存在ではない事がわかる

書いてみてこんなに長くなるとは思いませんでしたが、ポイントとしてはこのくらいで。

心理描写が電車での告白、という旧作の演出や名台詞を受け継いだのはファンにとっては作品が地続きである事を確認でき、懐かしく嬉しい出来事ではなかったでしょうか。また新作でありながら、血の雨や使徒の絶叫などグロテスクな特撮描写も含めて、「ヱヴァンゲリヲン」がテレビシリーズのハイ・グレード版でもある意図が汲めて、ファンの心理をよく突いている気がします。
また沢山の謎、深読みできる台詞も、あれこれと思索できるようになっているのが、「ハッタリを含めてこそエヴァ」と改めて感じる事が出来、庵野総監督を含めたスタッフ陣の凄さを思い知らされました。
テレビ版の再編集ものというとどうしても劇場版Zガンダムが連想されますが、新しくやるのならストーリーを明るい方向へやるのでは、という予想があったので「破」の予告では思いっきり突き放された気がしました。完全にしてやられたというか。上映が終わり照明が点いた直後、場内から作品に解き放たれたような観客のざわめきが起こり、次回への期待の昂ぶりが明らかに感じられたのが嬉しい事です。
多くの旧スタッフが関わっている事、また「2次元のキャラクターとの唯一のつながりをもつ」声優さん達が同じ布陣で同じ声の、新しい演技で再び見られることだけで、ファンにとっては涙ものの奇跡ではないんでしょうか。
随分長くなりましたが、ここまでお付き合いくださった皆様ありがとうございました。それでは劇場パンフと、CDTVの宇多田出演をチェックしてきます。

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以下追記。

いやあ、序盤のEOEに似た赤い海といい、カヲルの思わせぶりな台詞といい、テーマが本当に「くりかえし」だったとしたらシンジの聴いているSDATがA面からB面に、B面からA面になる事も思いっきり伏線になってるんだけど、問題は「それ」を実際やるかって事ですよね。旧劇場版「DEATH&REBIRTH」(死+再生)というタイトルも、テーマ曲のパッヘルベルのカノンの編曲も、同じ事の繰り返しから生まれてるものだけど、今回はどうか。
庵野総監督が構想中の映画を「急」と「?(FINAL)」、2つも残しているという事は制作の都合というのは勿論、TVシリーズのライブ感(ファンの反応を見てどれだけひねくれるか)を楽しみたいという理由ももしかしたらあるの、かも。
それにしてもラストのカヲルのシーンは口の大きさ、後ろ髪の長さ、立ち上がる時の体の線など、マンガでよく知っている貞本さんの線がそのままアニメとなって動いていて見応えがあったなあ。
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2007/09/02 00:28 (Sun)
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