10年ぶりに映画化された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の最新情報を追いかけるニュースサイト。
エヴァに関わったスタッフの作品、動向などもかいつまんで行ってます。
完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開日は2017年以降を予定。





「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」初回公演を見てきました!

記事というより日記になりました。元々そうか。

 

念願のコンサートイベント「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」の初日昼公演に行ってまいりました!前日までは荒れていた天気も当日は晴天に恵まれ、鈍行電車からの富士山も大変美しい姿で見られました。なお急いで撮った写真では電柱に効果音が付いてそうな横切り方をしていますけど。電車といえば、車体が発進するときのこすれるようなモーター音がヴァイオリンの調弦に聞こえてきたくらい頭の中はコンサートコンサート~でいっぱいでした。

3時間半の電車に乗り、渋谷駅から少し歩くと会場であるBunkamuraオーチャードホールに到着!今回のイベントを簡単に説明すると、エヴァの公式コンサートは1997年以来となり実に20年ぶりの開催。ということは旧劇場版が公開されて10年で序が公開、そして序から今年で10年という節目節目のようなタイミングなんですねー。
公式HPを見ていただけると分かる通り、演奏チームも凄いです!総監督と名の付いた鷺巣さんを筆頭に、盟友でもあり「ジャイアント・ロボ(OVA)」「バトルロワイヤル」など大ヒット作を手がけている天野正道さんが指揮を、演奏に東京フィルハーモニー交響楽団、ピアノを「Q」連弾の宮城純子さん、ギタードラムベースのロック3ピースには井上陽水バンドチームでもおなじみの今剛さん・高水健司さん・山木秀夫さんトリオ、トランペットを古畑任三郎のテーマの音色でピンと来る人も多いであろうエリック宮城さん、ゲスト指揮に伊福部昭さんの直接の弟子にあたり初代ゴジラの楽曲を編纂したCDを先日出したばかりの和田薫さん、歌唱には言わずと知れた「あの」高橋洋子さん、そして司会には林原めぐみさんに松尾諭さん…というどれだけ豪華な、よく二日間・計四回にも渡るこのスケジュールを押さえられたなあというメンバーの数々。
新劇場版ヱヴァは音楽が素晴らしい(新曲の1つ1つが本当に良い)のでライブはいつかやってくれるだろう、しかしやるならシリーズが完結してからかな?と勝手に想像していたのですが、庵野総監督と鷺巣詩郎さんの手がけた「シン・ゴジラ」が空前の大ヒットを記録し、同じスタッフという縁からの合同コンサートという形でまさかこうして体験できることになるとは夢にも思いませんでした。

会場に入ってみると老若男女という言葉通りの、本当に幅広い層のお客さんが沢山いました。割合で言えば当然若い人は多いけれど、エヴァを好きな人も、ゴジラを好きな人も、もちろん両方とか、もしかしたら林原さんや松尾さんを見たくて来てる人もいるかもしれない、そんな多種多様な人々がこの場に集まって楽しみに来てるんだというのがしみじみ嬉しかったですね。自分が会場に入った時は前田真宏さんを偶然お見かけして(初めて!)、以前からこのイベントは制作スタッフさんの方々にもぜひ沢山楽しんで欲しいななんて勝手に思っていたので、他にもきっといらしてるんだろうなと想像すると嬉しい…というかホッとしたような気持ちになりました。ご自身が仕事で関わっている音楽をここだけの芸術作品として楽しめるだけでなく、ファンが喜んでる姿を直接見られる大切な機会なので、そんな風景を確かめられたらきっといいだろうなって。



ホールの入り口手前には松原秀典さん描き下ろしのパイロット達のパネルが迎えてくれました!会場では唯一かな?のエヴァキャラクター特製看板だっただけに、多くの人が写真を撮っていました。ヒキで1枚、お気に入りキャラで寄ってさらに1枚…みたいな。物販コーナーではパンフレットやシン・ゴジラのBD&DVDはもちろん、鷺巣さんのコラム集やサウンドトラック、高橋洋子さんの新曲などなどこの日に発売日を合わせたものも多かったので大きな行列が出来ていました。この記事を書いている時点でコンサートは終了していますが、オーチャードホール付近では現在でも多くのお店でキャンペーンをしているので近くに来た際は立ち寄ってみるのも良いんじゃないでしょうか。アニメイト渋谷オンリーショップではかなり大きめに展開しており、上の参考リンクに掲載されていたように物販ではなぜか買えない人気の高そうなグッズもありましたよー。

ホール内は写真撮影禁止のため、会場の雰囲気は公式ツイッターから少しお借りしますね。

ということで自分は2階席へ座り、待望のコンサートがいよいよ開始。ステージを見ればめいっぱい並んだ音楽家たち&合唱団!新劇場版&シン・ゴジラの劇伴といえばコーラスワークは本当に欠かせない存在なので、この画を肉眼で見たときは特に「ああ、本当に聴けるんだなあ」と実感しました。
鷺巣さんが自らピアノに座り、演奏を一人始めると…メロディはシン・ゴジラのサントラでも1曲めの「上陸」イントロ。途中まで弾いたところで立ち上がり自動演奏に切り替え(!)、キーボードへ移動・ピアノは宮城純子さんに。配信を見た方ならわかるかもしれませんがオケや合唱が加わると音の圧力が凄く、まるで面となって味わってるようでした。中でもエリックさんのソロトランペットパートは会場の客席一人ひとりに刺さるようなパワフルさに加えてハイなキーをスッと出す巧みさ、本当にすばらしかったです。ソロパートでは高い音がちゃんと出るかこちらもハラハラして見守るので、エリックさんが前に出て吹く時間は特に演者VS観客(の緊張)という場の空気を感じました。思い込みかもですが。他にもCD以上に唸って鳴いて暴れる今さんのギターも十二分に堪能したし、山木さんのパワフルでノリのいいドラムは座席で体を動かせないのがもどかしいくらいでした。笑 いや迷惑にならない程度に動いたけど… 演奏で今回一番アガったのは山木さんかなあ、別に他の方々と差をつけるわけでなく経験談として。 元々くるりや小沢健二のようなオケ☓ロック形式の編成が好きなのもあって、このコンサートは自分のためにあるんじゃないかと思うほどたまらなかったですね。自分が一番楽しんでるんじゃないかみたいな。

松尾さん・林原さんのW司会もさすがの上手さで「緊張と緩和」の緩和の役目を見事に果たしてくださって。中でも面白かった…というか他の全部をふっ飛ばした松尾さんのMCがあったので覚え書き。去年(だったかな?)にアメリカで出会ったジムという若い男性が「日本人だからゴジラ知ってる?」と聞いてきたので、「うん知ってるよ、出てるよ」と言ったら(笑) ワオ!となぜか驚いてから着ていた正装をどんどん脱ぎだして、露出した肩の部分をバッて見せてくるから何かと思ったら腕に「伊福部昭」ってタトゥーが漢字で入ってたっていうw 聞いてみたら伊福部さんの実家にも行ったことのある程のファンだったらしく…面白いうえに世界の伊福部&ゴジラであることを実感させる良いお話。



行きの電車では長くかかるので「演ってほしい曲」の妄想プログラムを脳内で立ててたんですけど、それを再現したかのように実際の演目も最高でした!ゴジラ・エヴァ共に聴きたい曲は9割方やってくれたし、その1割を入れたら単純に時間が超過する(そして演目から引けるような曲もない)ので最高のセットリストだったと思います。ベストオブベストの大サービス。そういえば以前このブログでも「ゴジラ対エヴァンゲリオン」の名を冠するからにはただ両作の曲を並べるだけでなく、1つの曲の中で交差するような編曲を見せてくれるんじゃないか…という期待を書いたんですけど、その願いが叶った楽曲が序盤でいきなり聴けてまさに最高でした!
またステージ上で演奏する姿を視覚で体験することでそれぞれの楽器の「鳴り」に対して耳を傾けやすく、何度も聴いてるのに今まで気付かなかった…例えば、「Angel of Doom」の2つめに鳴り出すモチーフはゴッドファーザー愛のテーマが元ネタなのかもしれないとか、「The Final Decision We All Must Take」(ザ・ビーストのテーマ)のラストのメロディは「ゴジラ上陸」イントロにかなり近いんだなとか、そういう発見がありました。オケの曲がCDよりもロックに寄ってたり、当然逆のパターンもあったり、違う曲に聴こえるほど裏打ちのドラムパターンが強くてよく皆さんが釣られずに演奏できるなという曲もあったり、さすがフュージョンに造詣の深い鷺巣さんが送り出す多様なサウンド…それに着いてくる東京フィルも凄まじく、さらには突然マーチングバンドまで客席に登場し飽きさせないどころか興奮しっぱなしの2時間半でした。高橋洋子さんは新曲も披露したのですが、やはり「残酷な天使のテーゼ」を初めて生で、しかも鷺巣さん総監督のオケ編成で聴けたことに一番感動しましたねー。この曲は沢山バージョンがあるので全てを把握できてはいないけど、TV版最終話でかかったピアノアレンジ以外で鷺巣さんが直接手がけたことって自分の記憶するところでは多分ないんですよね。(あったらごめんね) なので曲そのものの良さとはまた違う感動があったなあ…とうとう出会った!みたいな。(あったらごめん) 高橋さんの歌唱もただ上手いだけでなく表現力・包容力のある声が会場に響き渡り、14歳のころ毎月ビデオレンタルリリースを楽しみにしていた当時の自分に教えてあげたくなるような最高のプレゼントでした。

若干時間が前後してますが、クライマックスの「怪獣大戦争」マーチでは待ってましたとばかりに皆さん大盛り上がり。会場の手拍子ひとつひとつが音楽に加われるような誇らしさもあり、会場全体が一体となって力強く叩いてましたよ。コンサートホールでは前方と後方で音の届き方に若干差が出てくるので(聴こえる音でそのまま叩いたらずれる、かも?)、指揮の和田さんが手をたたく仕草をしてくださったおかげでちゃんと自分も合わせることが出来てよかったです…!笑 考えすぎかも。音ゲーみたいにひとつひとつ正確に叩きましたよ…めちゃくちゃ楽しかった。シン・ゴジラの劇伴では伊福部さんの原曲を小さなミスまで完全再現して録音した結果、最終的にはやはり原曲を使ったという経緯があったので、今回のライブで初めて日の目を見ることができ本当に良かったと思います。
そして先ほどの「残酷な天使のテーゼ」を高橋さんが歌い終わると、主な演者の方々がステージ前方へ来て観客全員で最大の拍手を。するとステージ上へスルスルと歩く庵野さんの姿が!会場に最大の歓声。おなじみ「次回予告」の演奏をバックに、一列に並んだ皆さんで何度も何度も深いお辞儀を。この光景を見て通常ならここで終わってしまうのが寂しくなりそうなものですが、本当にお腹いっぱいのコンサートで大満足だったのでそこには感謝の気持ちで送り出す拍手しかなかったです。拍手はコンサートの始めから終わりまで、ステージで演奏する皆さんに届くよう全力で送りました。
そしてスクリーンには「ゴジラ」シリーズ次回作、及びシン・エヴァンゲリオン劇場版にご期待下さいとのメッセージが映し出され、そこでも大きく湧き。新情報というわけではないのですが次へつながるその心意気にファンがちゃんと喜んでいたのが嬉しかった、自分も実際「期待するぞー!」って気持ちになったし。



最初はもっと簡潔にまとめるレポートにするつもりだったのですが、書いていたら全てが忘れられない、忘れたくない大切な思い出になっていたので、本当に取りとめもなく…思いつくままにつらつら書いてしまいました。急に思い出しては前に戻りまた書き足し…なんてことを何度もやってるので構成が行ったり来たりのメタメタで読みづらい部分も多々あったり同じ言葉を使いすぎだろと思いますが、ただの日記だと思ってお許し下さい… 本当はまだまだ加えたいこともあるんですけどキリがないので。マーチングバンドのくだりとか、まだ増えるの!?と笑ってしまったり、リアルタイムで変わるスクリーン演出の凄さだとか。
この日は奇跡的なことも起こり人生最良の日となりました。今回のコンサートにも、また会場でお会いできた方々、そしてエグゼクティブプロデューサーの庵野さんにも本当に感謝しています。楽しかったです!

ゴジラとエヴァの楽曲が同時に聴けるイベントなんてもう2度と無いものを体験できたと思うし、新劇ヱヴァが完結したら新旧交えたエヴァコンサートも開いて欲しいという期待もあらためて湧きました!絶対やると信じてその日まで待ってます。最終公演にはニコ生の録画は入っていましたが今後パッケージとして発売されるかはわからないので、見逃してしまった方はプレミアム会員になっていなくても500円でこのために入会してタイムシフト視聴する価値は絶対ありますよ…! こんなに良いの!?と驚くぐらい最後の方まで見られますから。


ここは一応エヴァニュースサイトなので、見つけることのできた感想・参考リンクも貼ってこの記事を終わりにしますね。文章を書き終わってから今検索してるので、内容が大きくかぶってしまってるかもしれませんが…大目に見てください!他のファンの方々の視点も併せて見ることで多層的に楽しむことができると思います。
それでは、拙い長文をここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

☆ニコニコ生放送:シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽 /オーケストラ生中継
☆ニコニコ生放送:シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽 放送前日特番/「シン・ゴジラ劇伴音楽集」&「Welcome to the stage!」
☆鷺巣詩郎、高橋洋子を「唯一無二」と絶賛 【シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽】開催
☆『エヴァ』高橋洋子&鷺巣詩郎、念願コラボに喜び コンサートでも共演
☆シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽
☆エヴァゴジ2日目
☆May'n:「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」を観に行かせて頂きました!~
☆伝説的戦い
●『シン・ゴジラ 対 エヴァンゲリオン 交響楽』デス (*≧∀≦*)
●シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽…に行ってきました [お出かけ]
●33歳の3月 有給を満喫
●エヴァとゴジラの楽曲をフルオーケストラで楽しむ【シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽】に行ってきました
●シン・ゴジラ対エバンゲリオン交響楽
●ゴジエヴァ交響楽コンサート、素晴らしかった!
●「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」が最高だった!目から汗が…(1日目昼の部)
●『シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽』22日夜公演


シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組 SHIRO'S SONGBOOK 録音録 The Hidden Wonder of Music シン・ゴジラ劇伴音楽集 
鷺巣詩郎 執筆録 其の1 および、壮絶なる移動、仕事年表 Welcome to the stage! YOKO SINGS FOREVER


オマケ


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2017/03/24 02:45 (Fri)
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